高速道路無料化

高速道路無料化に反対

2010年2月11日 01:03 | コメント(0) | トラックバック(0)

高速道路無料化には反対である。

文藝春秋社の日本の論点 2010には、高速道路無料化の賛成派として山崎養世さん、反対派として杉山雅洋さんの考え方が乗っていました。

両者の考え方を比較してみましょう。

賛成派の山崎さんは、世の中の批判に反論する形で、自説を述べられています。

世の中の批判は主に4点あると指摘し、その4点についてそれぞれ反論をしています。

第一の批判

無料にすれば、渋滞や事故が増え、CO2が増えるというものだ。

それに対する山崎さんの反論は

高速道路を無料化すれば、渋滞している一般道から高速道路に車が移動し、渋滞が解消され、交通事故やCO2の排出が減る。

というもの。

この『渋滞が減る』理屈がよくわかりません。

A地点からB地点に行く人の総数は変わらないとすると、一般道から高速道路に車が移ったとしても、渋滞が一般道から高速道路へ移るだけではないでしょうか?

確かに、道路が広くなったり(例:片側2車線から3車線へ)、信号が無くなったりするのは渋滞を解消する方向ではあるけれども、逆に無料化によって通行車両は増えるとも思われ、増減は無いのではないでしょうか?

第二の批判

高速道路無料化の財源に一般国民の税金を使うのはおかしい、というものだ

山崎さんの反論は

高速道路ユーザの支払う税金を充てれば、年間一兆三○○○億円とされる高速道路無料化の財源のほとんどがまかなえるはずだ。

これは確かにその通りだと思います。

しかし、今1兆3000億円は、道路特定財源から一般財源化されているので一般国民の税金を使っていることに代わりは無いと思います。

ただ、私は、国民みんなが幸せになるのだったら、一般国民の税金を使うことに反対はしません。

国民のほとんどが幸せになる政策でしたら、税金を使えば良いと思います。

意見をすり替えて、『このお金は一般の税金ではない』なんて言わないで欲しいのですが、いかがでしょう。

第三の批判

民営化によって、道路公団は民間の自主経営に変わったのに、高速道路無料化は逆行する。

山崎さんの反論は

民営化会社は国が株式の100パーセントを持つ特殊法人であり、役員の半数以上を天下りが占める。

これは言っていることは山崎さんが正しいと思います。

道路公団は名目のみの自主経営で、民営の企業が採算度外視して高速道路無料化をするのは間違っているという主張は、少し違和感があるような気がします。

第四の批判

民営化会社は借金返済を順調に進めているというものだ。

山崎さんの反論は

民営化会社は、国の命令によってこれから20兆円以上の借金をして地方に赤字路線を作る予定だ。借金は増えるのである。

これは、批判自体が高速道路無料化とは無関係な気がします。

しかも借金返済が順調であることと、借金を増やすことは無関係であるとも思います。

一方、高速道路無料化に反対している、杉山さんの特筆すべき論点を洗い出してみます。

高速だけの無料化は市場競争の条件を歪める

ここで市場競争とは、高速道路と競合関係にある移動手段(鉄道・バス・フェリーなど)と、マイカーとの競争で、マイカーが優遇されすぎてしまうことを指しています。

市場経済を宗とするわが国では、各種交通機関の市場競争によって適切なサービスを提供するのが本筋である。

私はサラリーマンで、日々、市場原理という名の競争にさらされている身です。

政治的な不公平な肩入れは大嫌いです。


ここで、暴論といわれるのを覚悟で、高速道路無料化よりも効果的な、交通渋滞解消・交通事故削減・CO2排出量低減の方法を提案します。

鉄道を無料化せよ!

自動車産業に頼っている日本じゃ無理だろうな・・・・


以下のブログも参考にしてみましょう。

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